きゅログ
 

花しょうぶ。

2018-05-10| テーマ きゅログ, すきなこと |

 

5月のお花のお稽古。
「花しょうぶ」を美しく見せるための扱い方を習いました。

「花しょうぶ」は、葉の長さや位置を調整するために「葉組み」をして、開いた花びらが正面から美しく見えるようにします。花を垂直に高く、葉をそれよりもやや低めにいけるのがポイントのようです。

よく似た「かきつばた」は、花は葉より低いか同じくらいの高さが基本とのことで、お花によって美しく見せるポイントが微妙に異なります。

端午の節句に飾られることの多い「花しょうぶ」は、この時期にしか出回らないので、先生がお稽古用にわざわざ大田花き市場まで足を運んで手に入れてくれました。

 

先生が「葉組み」のお手本を見せてくださった後に、自分でいけてみました。お稽古ではまだつぼみだったのでピンとこなかったのですが、自宅の玄関先でいけ直したら、3日後に満開になりました。
 

凛とした日本のお花は、清々しい空気を運んでくれます。
しばし、我が家の「ミニ菖蒲園」と称して楽しみました。


 

初夏の香り。

2018-04-24| テーマ きゅログ, 日常のこと |

 

週末、実家へ泊まったので、朝、ルーフバルコニーで母が育てているミックスレタスを収穫。このところの暖かさで、ぐんぐん成長しているようです。

「たくさん持って行って!」という母の言葉に甘えて、朝日をたっぷり浴びた野菜をたくさんおすそ分けしてもらいました。

庭には、大好きな芍薬(シャクヤク)の花が開いていました。芍薬は、私にとって初夏のイメージなので、季節の移り変わりの早さに驚いてしまいました。

そろそろお花屋さんにも並び始める頃でしょうか。芍薬はつぼみが固いので、切り花だとうまく咲かないこともありますが、開くと華やかなので、毎年楽しみにしています。


 

炭点前。

2018-04-22| テーマ きゅログ, すきなこと |

 

4月のお稽古は、炭点前。

当然のことながら、お湯を沸かさないとお茶は点てられないので、炭点前は基本の「キ」であるのですが、炭の組み方は臨機応変に行わないといけないので、私はまだまだ経験が足りません。

ただ、毎回、炭の美しさや、火が通ってパチパチとする音や、炉に入れた香のかおりだけは、しっかり堪能しています。

先生から「忙しい時ほど、集中してお茶のお稽古をすると、かえって仕事の作業効率も上がるのよ」という趣旨のお話があり、私が慌ただしく過ごしていたのを見抜かれている!とドキっとしました。

茶室の静かな空間において、心の乱れはすぐに表れてしまうのでしょう。

月に1回のお稽古という超スローペースですが、いつも温かく見守って下さる先生に感謝です。