5月のお花のお稽古。
「花しょうぶ」を美しく見せるための扱い方を習いました。
「花しょうぶ」は、葉の長さや位置を調整するために「葉組み」をして、開いた花びらが正面から美しく見えるようにします。花を垂直に高く、葉をそれよりもやや低めにいけるのがポイントのようです。
よく似た「かきつばた」は、花は葉より低いか同じくらいの高さが基本とのことで、お花によって美しく見せるポイントが微妙に異なります。
端午の節句に飾られることの多い「花しょうぶ」は、この時期にしか出回らないので、先生がお稽古用にわざわざ大田花き市場まで足を運んで手に入れてくれました。
先生が「葉組み」のお手本を見せてくださった後に、自分でいけてみました。お稽古ではまだつぼみだったのでピンとこなかったのですが、自宅の玄関先でいけ直したら、3日後に満開になりました。
凛とした日本のお花は、清々しい空気を運んでくれます。
しばし、我が家の「ミニ菖蒲園」と称して楽しみました。