きゅログ

お茶会(鎌倉)

2014-05-11| テーマ きゅログ, 日常のこと, すきなこと |

週末、鎌倉八幡宮で開催された「巴会」というお茶会に行ってきました。

「巴会」は、毎月10日に開催されるそうで、今回は、表千家、裏千家、宗へん流の3席が設けられました。私の先生が行かれるとのことだったので、先生のお隣で勉強させていただこうと、お供をさせていただきました。

それぞれのお席ごとに、異なる趣向が凝らされており、そこにはもちろん、亭主のおもてなしの心が込められています。しかし、亭主の意図をどこまで汲み取れるかは、客の感性と教養次第。もちろん、肩の力を抜いて、その場の雰囲気を五感で味わうことも大切ですが、茶室の設えやお道具の由来などを理解することにより、さらに深い境地で亭主との「無言のコミュニケーション」を味わうことができるのではないでしょうか。

茶道歴が50年を超える先生は、 毎回のお席が終わるたびに、全てメモをして、わからないものは辞書で調べ、ノートを作成しているそうです。

教養は一日で身につくものではなく、少しずつ緻密な積み重ねと努力で養うもの。

今回、その姿を間近で拝見したことが、一番の学びになりました。

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5月の青空の下、鎌倉の美しい景色をたくさん目に焼き付けてきました。